閉じる

閉じる

閉じる

アイコン入会を希望される方へ

令和5年度 富山県貨物自動車運送適正化事業実施機関 巡回指導結果

ニュースへ戻る

令和5年度 富山県貨物自動車運送適正化事業実施機関 巡回指導結果

 令和5年度巡回指導結果(富山県)を公表します。
 この巡回指導は、貨物自動車運送事業法第39条第1号の規定に基づき、富山県内で貨物自動車運送事業を営む事業所を対象に、輸送の安全に関する法令等の遵守状況の指導を実施しています。
 対象となった事業所を総合評価(A~E)に分類判定し、全体に占める割合はAが41%、Bが46%、Cが9%、Dが1%、Eが1%、その他が2%となりました。令和5年度で対象となった323事業所のうち、209事業所(64.7%)で指摘事項を確認したため改善に向けた指導を行いました。
 毎年度対象事業所が異なるため単純比較はできませんが、ワースト10の推移によると「25特定運転者への指導」は1位が続いており、その他の項目も順位に変動がありますが10位以内に入る傾向にあります。

(令和5年度の特徴)
・巡回件数は前年度に比べ35件減少し、否の件数は前年度に比べ26件増加しました。
・前回評価B・C・Dから評価をあげた(改善した)事業所が72社ある一方、前回評価B・Cから評価を下げた(悪化した) 事業所が14社ありました。否の上位10までのうち運行管理等の項目が6つを占めています。
・1位(25特別教育)では、高齢者教育未実施が45.0%、事故歴把握が22.0%、記録未作成が20.3%となっています。
・2位(31定期点検)では、法定点検(認証工場)未実施が73.2%、点検未実施の事業所が18.3%、記録簿未提示が8.5%です。
・3位(18過労防止)では、休息期間の不足が40.3%、運転時間の違反が33.3%、拘束時間の超過が23.6%となっています。
・4位(26特別診断)では、適齢診断の未受診が62.5%、初任診断の未受診が37.5%となっています。
・5位(24指導監督)では、記録未作成が46.2%、未実施が23.1%、法定項目不足・一部未受講が20.5%となっています。

ダウンロード

ニュース一覧